カブ(たい)の「やくそく」と「さだめ」

カブスカウトのやくそく

ぼくは(わたしは)
まじめにしっかりやります
カブ(たい)のさだめを(まも)ります
 
りす(みち)をおわると、カブスカウトのやくそくをしてから、うさぎしかくまのかもくにちょうせんします。

やくそくしたことは、どんなにむずかしいことでも、がんばってまもらなくてはなりません。やくそくをはたすということは、カブスカウトのめいよであり、ほかのひとたちにしんようされるもとになるのです。

まじめにしっかりやります
 どんなことも、うそやごまかしでなく、こころから、一生(いっしょう)けんめいおこなうということです。せいふくをきたときや、(くみ)(たい)のしゅうかいのときだけではなく、いつでもこのことをまもりましょう。


カブ(たい)のさだめをまもります
 カブ(たい)のさだめというのは、カブ(たい)のきまりのことです。ここには(きみ)が、毎日(まいにち)しなければならないこと、また、いつも()をつけていなければならないことが、きめられています。これを(まも)ることによって、ますます、(ほか)人々(ひとびと)からしんらいされるカブスカウトになります。

カブ(たい)のさだめ
    
1.カブスカウトは、すなおであります。
すなおということは、家族(かぞく)目上(めうえ)(ひと)、デンリーダーやデンコーチ、そのほか、きみたちのお世話(せわ)をしてくださる人たちの(おし)えを、よく(まも)るということです。(くち)ごたえや、いいわけをしないこと、わがままをしないこと、そしておとなのいうことを、まじめに()くということが大切(たいせつ)です。
 
2.カブスカウトは、自分(じぶん)のことを自分(じぶん)でします。
カブスカウトになったら、自分(じぶん)のできることは、(なん)でも自分(じぶん)でやってみましょう。たとえば、パジャマでもシャツでも、自分(じぶん)でせいとんしたり、制服(せいふく)整理(せいり)も、家族(かぞく)()をかりないで、できるように、つとめましょう。もうきみは、カブスカウトです。できるだけ、(ひと)(ちから)をかりないように、自分(じぶん)のことを自分(じぶん)でするように、つとめましょう。
 
3.カブスカウトは、たがいに(たす)けあいます。
ひとりひとりの(ちから)(ちい)さいけれど、みんなが(ちから)()わせることによって、(おお)きな(ちから)となるでしょう。みんなで(たす)()い、かばい()い、力強(ちからづよ)いカブスカウトになりましょう。
 
4.カブスカウトは、おさないものをいたわります。
いたわるということは、どんなことでしょうか。(ちから)(よわ)(ひと)(ちから)になり、(たす)けるということです。また、動物(どうぶつ)でも植物(しょくぶつ)でもあいし、(おも)いやりの(こころ)()つことです。カブスカウトは、自分(じぶん)よりもおさないもののために、おおいに(ちから)()しましょう。
 
5.カブスカウトは、すすんでよいことをします。
よいこととは、どんなことでしょうか。いろいろあります。(ひと)をよろこばせたり、(ひと)にかんしゃされることをしたりするのは、よいことです。でも、そういうよいことをするには、ゆうきがいります。はずかしいと(おも)ってはいけません。たとえば、きみの(いえ)から学校(がっこう)()(あいだ)(かみ)くずをひろったり、歩道(ほどう)のじゃまものを()りのぞいたり、もっとほかにも、よいことがあるでしょう。(ひと)にいわれないで、自分(じぶん)(かんが)えですることが、すすんでよいことをするということです。

カブスカウトのモットー
いつも元気(げんき)
 
カブスカウトのひょうご。べんきょうしたり、(ひと)のためによいことをするには、(からだ)(こころ)もじょうぶでなくてはなりません。このモットーは、じょうぶな(からだ)(こころ)をつくるために、いつもにこにこと元気(げんき)よく、カブスカウトのしごとにはげもうといういみです
 
スローガン
日日(ひび)善行(ぜんこう)
 
ボーイスカウト運動(うんどう)にさんかするスカウトと指導者(しどうしゃ)共通(きょうつう)です。みんなが毎日(まいにち)無事(ぶじ)(たの)しくすごせるのは、たがいに(たす)()い、ささえあっているからです。(ひと)(やく)()つことは、カブスカウトのつとめでもあります。どんな(ちい)さなことでもよいのですから、毎日人(まいにちひと)のためになることをしましょう。

りす うさぎ しか くま 上進

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